二人のKING


このHPにお立ちよりいただき、ありがとうございます!
表紙の写真に「?」と思われた方もいらっしゃると思います。
私にとっての二大アイドルは、エルヴィス・プレスリーとB.B.キングです。
ようやくこの歳になって確信を持ってそう言えるようになりました。
「なぜこの二人なのか?」ですが、私にとって共通していることは、
その音楽性の幅の広さ、スケールの大きさ、そして音楽ににじみ出る包容力です。
全身全霊で歌う二人の身体からは、音楽が大好き、歌うことが大好き、
そして歌が彼らの生きる糧になっているという事が、ストレートに伝わってきます。    

エルヴィスは11歳の誕生日に、最愛のお母さんからギターを買ってもらいました。
それからというもの、エルヴィスはラジオから流れてくる音楽を夢中でコピーし、
お気に入りのシンガーの歌をギターで伴奏しながら友人たちに披露したそうです。
そのシンガーの一人がB.B.キングです。

B.B.とエルヴィスは幼い頃からさまざまな音楽を聴いて育ちました。
ゴスペル、カントリー、ブルース、R&Bなどです。
エルヴィスの中でこれらの音楽が融合されて「ロックン・ロール」が生まれま した。
B.B.もカントリーが好きで、何曲かカヴァーしたりしています。
それぞれの音楽が好きだから、影響を受けるのだと思います。
その曲を聴いて心を打たれ、それが自然と自分の中に入って、
自分というフィルターを通して融合されていく。
音に対する鋭い感性を持ち合わせていないと、それらをインプットできないし、
また表現する力がないと才能として開花しません。

そして二人はブルース発祥の地「メンフィス」で出会います。
B.B.はエルヴィスの音楽とその人柄に好感を持っていることが
彼の自伝を読むとわかります。
エルヴィスも「B.B.キングは影響を受けたミュージシャンの一人」と語り、
B.B.のためにさりげない親切を施しました。

私が最初ファンになったのはB.B.キング、エルヴィスはその1年後です。
まさか二人に接点があったなんてその時は夢にも思いませんでした。
私は音楽に関する知識はほとんどありませんが、
エルヴィスやB.B.キング、その他、感じた事を少しずつ書いていきたいと思っています。
深い考察はできませんので、私的かつ拙い文章になりますが、どうかお許しください。
それでは、これからよろしくお願い致します。  

        2003.8.16  エルヴィスの26回目の命日に寄せて        Kaori

                          






















Elvis and B.B.King